ジャパンC 全頭見解

全頭見解

展開予想

昨日のレースを見た感じだとTBはフラットっぽい感じ。能力比較で買う馬を選んでいきたいと思います。

ジャパンCの隊列は以下のようになると予想します。

【スタート後】
前        後
    
       ⑩ ⑰ ⑮ ⑦ ⑪ ⑯ ⑱
⑧ ③  ⑭ ② ① ⑤ ⑨ ④ ⑥ ⑫ ⑬

【直線入口】
後        前
⑬ ⑫    ⑥ ④    ⑧
   ⑯ ⑪ ⑨   ⑭ ③
   ⑱  ⑤ ① ②
   ⑦ ⑮ ⑰ ⑩


パンサラッサは何が何でも逃げそうなのでハナに立ち、そのあとはタイトルホルダーが続く隊列。他はあまり先行馬がいないので、天皇賞同様にイクイノックスも前目になりそう。パンサラッサとタイトルホルダーをほかっておくとそのまま逃げ残る能力もあるので、後ろの馬もある程度は付いていき、瞬発力勝負よりもHペースの消耗戦になりそうな予感。

全頭見解

評価はS.A.B.Cの順になります。
最終の印は当日 Twitterに投稿します。

S.2番イクイノックス 58キロ

前走の天皇賞秋は前半1000m57.7のHペースを先行し1着。直線は楽に抜け出しそのまま突き離し圧勝。2.3着が後方から追い込んできた馬で、展開向かない中で勝ったのでかなり強い内容。

2走前の宝塚記念は前半1000m58.9の速めのMペースを後方からの競馬で1着。上位馬がすべて後方からの馬で展開は向きましたが、最終コーナーはかなり大外を回して勝ったので着差以上に強い内容。

3走前のドバイSCは逃げて1着。メンバーレベルもその後凱旋門賞2着のウエストオーバー、BCターフ3着のシャフリヤール、英インターナショナル1着のモスターダフと高い。ペースは遅く展開向いたとはいえ持ったままの圧勝でかなり強い内容。

前走は先行、2走前は追込、3走前は逃げと脚質自在で隙がない。今回は先行馬があまりいないので天皇賞と同様に位置取りは前目になるかも。リバティアイランドとスターズオンアースとは初対戦となりますが、戦ってきた相手や内容を考えればスターズオンアースに負ける可能性は低そう。リバティアイランドとは斤量4キロ差あるのでそこがどうか。負ける可能性あるとしたらリバティアイランドだけ。オッズかなり低いですが買うしかない馬。

S.3番タイトルホルダー 58キロ

前走のオールカマーは前半1000m1:01.6を逃げて2着。1000mまでは遅かったですが1200mからハヤヤッコが捲ってきてペースが上がり、一緒に上がったタイトルホルダーとガイアフォースには厳しい競馬。それでもハヤヤッコやガイアフォースが垂れるなかで最後まで粘り2着は立派。斤量も58キロで重かったことを考慮するとオールカマーのメンバーでは能力トップ。

2走前の天皇賞春は競走中止で参考外。

3走前の日経賞は前半1000m1:02.3のSペースを逃げて1着。2着が鳴尾記念1着、京都記念2着のボッケリーニでしたが、59キロで8馬身差の圧勝だったので強い内容。ただ不良馬場で適正の差はでたかも。

前走は勝ち切ってほしかったですが怪我明けの復帰戦としては悪くない内容。今回はパンサラッサが逃げて、離れた2番手の位置で単騎逃げのようなポジションになるような気もするので展開としては悪くない。内枠もひけましたし同じようにパンサラッサがいた去年の宝塚記念のようなレースに期待。東京が合わないとの意見も多く、そのぶんオッズ高いので評価上げました。

A.5番ドウデュース 58キロ

前走の天皇賞秋は前半1000m57.7のHペースを先行し7着。展開は向かなかったとはいえ完敗でアドマイヤハダルにも交わされてしまいました。ただ怪我明けで8ヶ月ぶりのレースだったので久々の影響はあったかも。

2走前の京都記念は前半1000m59.5のMペースを後方からの競馬で1着。3コーナーからポジションを上げて直線入口では3番手へ。そのまま突き離して圧勝。斤量58キロで重かったですが、後の大阪杯4着のマテンロウレオや京都大賞典勝馬のプラダリアに圧勝したので能力高い。

3走前の凱旋門賞は後方からの競馬でしたが、最終コーナー手前からついていけなくにりそのまま大敗。海外で道悪だったので参考外。

前走は見せ場なしの競馬で残念でした。ただ今回のメンバーでも能力は負けていないと思いますし、巻き返しの可能性はある。今の状態だと距離が長いという意見もありますが、内枠ひけましたしロスなく回れれば問題ない。ディープ記念のときも先行してイマイチ伸びなかったですし、今回は天皇賞秋のような先行ではなく後方からの競馬を見てみたい。

A.1番リバティアイランド 54キロ

前走の秋華賞は稍重で前半1000m1:01.9のSペースを中団からの競馬で1着。コーナーは外を回しポジション上げていき直線入口では先頭へ。直線もそのまま差を広げ完勝。最後はマスクトディーヴァに迫られましたが流していたので着差以上に強い内容。

2走前のオークスは前半1000m1:00.0のMペースを中団からの競馬で1着。直線は楽な手応えで全頭に並ぶとそのまま突き離しました。ラストは12.0-11.6-11.5の加速ラップで余裕のある走り。

3走前の桜花賞は前半600m34.0のMペースを後方からの競馬で1着。内前有利のTBのなか後方から外を回して差してきて強い内容。

ローズSの内容的に秋華賞2着のマスクトディーヴァと能力差のなさそうなブレイディヴェーグがエリザベス女王杯で1着。3冠レースですべてリバティアイランドに完敗しているハーパーがエリザベス女王杯3着なので世代レベルは高い。世代の中でも能力は断トツで抜けているので今回も能力は通用する。特にオークスは3冠レースの中でも1番圧勝した舞台で適正は高い。斤量54キロで軽く、この斤量差であればイクイノックスに勝つ可能性もある。ただ逆に古馬のトップとは初対戦なので馬券外に飛ぶ可能性もあるのでイクイノックスとの2頭軸にはしたくない感じ。

A.14番ディープボンド 58キロ

前走の京都大賞典はは重で前半1000m1:01.6のMペースを中団からの競馬で3着。逃げたアフリカンゴールドが5着に粘る展開だったのでやや前有利の印象。その中でいつもと違い後方から伸びてきたので1番強い内容でしたが、勝馬がプラダリアで2着馬がボッケリーニとG1では苦戦しているメンバー構成。道悪も得意なので条件はよかった。

2走前の宝塚記念は前半1000m58.9の速めのMペースを中団からの競馬で5着。スタミナ勝負となり展開は向きました。最後はじわじわ伸びてはいたものの上位馬に脚色で劣りました。

3走前の天皇賞春は稍重で前半1000m59.7のMペースを先行し2着。コーナーで楽な手応えで上がっていき直線入って先頭へ。すぐ後ろのポジションにいたジャスティンパレスに交わされてしまいましたが粘りました。

今回はパンサラッサがHペースで逃げるのでスタミナ勝負になり展開は向きそう。前目につければスタミナを生かして馬券内の粘り込みもありそう。オッズがこの馬から一気に60倍に落ちるので穴馬として選んでおきたい。

A.17番スターズオンアース 56キロ

前走のVMは前半600m34.2のMペースを先行し3着。直線はじわじわ伸びて前にいたソダシと徐々に差は縮まっていましたが届かず、後ろからソングラインに交わされました。2000m以上が合っているとのコメントあり。ソダシやソングラインといった牡馬含めてもトップクラスのマイラーと僅差だったので悲観する内容ではない。

2走前の大阪杯は前半1000m58.9のMペースを出遅れて後方からの競馬で2着。内前有利のTBでしてたが外から追い込んできてハナ差の2着で内容的には1番強い内容。ジェラルディーナやマリアエレーナより能力は着順通り高そうで牝馬中距離ではトップ。2400mの馬で跳びが大きいので直線長いコースがいいとのコメントあり。

3走前の秋華賞は前半1000m59.7のMペースを出遅れて後方からの競馬で3着。1000mから1200mで12.3と少し緩みやや前有利に。直線入口でも最後方付近で馬群を割って伸びてきましたが届かず。

1週間前追い切りのコメントではまだ緩さがあるとのことで、ザ石で天皇賞秋を回避した影響だけ気になります。ただ今までのレース後コメントのとおりこの舞台はベストで、2000m以上ではすべて上がり最速を出しています。まだ勝負付が済んでない1頭なのでおもしろい。ただ外枠が少し微妙。

B.10番ダノンベルーガ 58キロ

前走の天皇賞秋は前半1000m57.7のHペースを中団からの競馬で4着。展開は向きましたがさらに後方の位置取りだったジャスティンパレスとプログノーシスに交わされました。イクイノックスには完敗ですが展開がより向いたジャスティンパレスとプログノーシスとは能力差ない印象。

2走前の札幌記念は稍重で前半1000m1:00.4速めののMペースを中団からの競馬で4着。終始馬場の悪いインコースを走らされたのが厳しかった。トップナイフが2着に来ているように道悪適正の差が出たレース。あまり参考にしないほうがいいかも。

3走前のドバイターフは最後方付近から素晴らしい脚で追い込み2着。他の上位馬は前にいた馬なので展開は向いていなかった。ただメンバーレベルは大きいG1を勝った海外馬がおらずあまり高くない。

去年のJCも力負けな印象でG1だともう一つ足りない。ただ今回はリバティ、スターズオンアースとの力関係はまだわかりませんし、天皇賞秋の2.3着馬が不在なので能力上位の可能性もある。モレイラさんや調教師の意見では今は2400のほうが良いとのこと。単勝オッズは差がありますが連系はそんなにタイトルホルダーやドウデュースなどと変わらないのでオッズ見て判断したい。

B.9番ヴェラアズール 58キロ

前走の京都大賞典は重で前半1000m1:01.6のMペースを後方からの競馬で7着。直線は伸びてき前と差を縮めましたが届かず。1.2着はプラダリアやボッケリーニといったG1では苦戦しているメンバーレベルでしたが、アフリカンゴールドが5着に粘っているのでわりと前が優勢だったかも。後ろから差してきた3着のディープボンドとも斤量59キロを考えれば能力では負けてなさそう。道悪適正が上位3頭はあるのでその差もあったかも。

2走前の宝塚記念は前半1000m58.9の速めのMペースを後方からの競馬で8着。展開は向いていましたがコーナーでは上がっていけず直線入口では最後方付近。直線伸びてはいましたが脚色で上位馬に劣っていました。

3走前のドバイWCはダートなので参考外。

最近のレースは物足りない内容で去年の勢いはない。ただ去年のJCはSペースを後方からの競馬でダノンベルーガ、シャフリヤールを差し切って勝っているので強い内容だった。それ以降は適性的に合ってなさそうなレースが続いているので巻き返しの可能性はありますが、好走しているレースがSペースからの瞬発力勝負が多く、今回のレース質と合うかは疑問。

B.8番パンサラッサ 58キロ

前走のドバイWCはダートなので参考外。

2走前のサウジカップはダートなので参考外。

3走前の香港カップは逃げましたが直線すぐつかまり10着で見せ場なし。

去年の天皇賞秋以来の日本での芝のレース。今回も多少強引にでも逃げると思いますが、去年の天皇賞とは違いタイトルホルダーが最終コーナーあたりからプレッシャーをかけてきて厳しそう。宝塚記念のときも距離が長かったとのコメントあったので、今回の2400も長そう。

B.7番イレジン 58キロ

海外馬は基本的に馬場が合わないと思うので過去レース分析は省略。特にイレジンは道悪で好成績なので東京の高速馬場は合わなさそう。

C.4番スタッドリー 58キロ

前走のケフェウスSは前半1000m57.1のHペースを後方からの競馬で2着。展開は向き直線伸びましたが勝馬のエピファニーには伸び負けました。エピファニーのほうが最後まで脚色よかったので能力は着順通りややエピファニーのほうが高そう。

2走前の小倉記念は前半1000m58.7の速めのMペースを中団からの競馬で8着。やや外を回したとはいえ直線あまり伸びず力負けな印象。

3走前のメトロポリタンSは稍重で前半1000m1:03.5のSペースを中団からの競馬で7着。展開は向かなかったですが、バラジやゼッフィーロには同じような位置から突き離されているので重賞クラスのメンバーでは厳しい。

OPレベルかなと思うので今回は厳しい。

C.16番インプレス 58キロ

前走の京都大賞典は重で前半1:01.6のMペースを中団からの競馬で12着。最終コーナーで手応えなくなりポジションが下がっていきました。重馬場が苦手でバランス崩していたとのコメントあり。今回の負けで評価は下げなくてもいいかも。

2走前の新潟記念は前半1000m1:00.6のMペースを後方からの競馬で3着。終始インコースをロスなく走り内容は良かったですが斤量は56キロで軽め。直線長く末脚を生かせるコースでG3レベルなら今後も好走の可能性はあり。

3走前の鳴尾記念は前半1000m59.6のMペースを後方からの競馬で13着。第3コーナーから大外を回しポジション上げていきましたが直線では脚が止まってしまいました。ちょっとロスの大きい競馬だったかなと思いますが能力も足りなかった印象。

長い直線の東京は末脚が生かせるので合っている印象ですが、今回はそもそも能力が足りない。

C.15番ショウナンバシット 56キロ

前走の菊花賞は前半1000mは1:00.4で速めでしたが、そこからペースは緩みSペース。Sペースを中団からの競馬で11着。直線はインコースに進路を取りじわじわ伸びましたが差はあまり縮まらず。3着のソールオリエンスとは0.4秒差なので着順ほどは悪くない。

2走前の神戸新聞杯は前半1000mを1:01.2のSペースを後方からの競馬で7着。展開は向きませんでしたが道中はインコースをロスなく走り、直線はラチ沿いをじわじわ伸びていました。上位馬には脚色で劣り離されてしまいました。

3走前のダービーは前半1000mが1:00.4のMペースを最後方からの競馬で16着。逃げたパクスオトマニカはMペースでしたが、2番手以降はかなり離れていたので2番手以降はSペースでした。直線入った段階である程度前にいた馬が好走していて、後方の馬には展開が向きませんでしたが、終始インコースをロスなく走れました。展開向かないにしてもちょっと負け過ぎな印象。

同世代でも力負けしてますし今回のメンバーだと厳しい。

C.6番フォワードアゲン 58キロ

前走のケフェウスSは前半1000m57.1のHペースを後方からの競馬で6着。展開は向きましたが直線あまり伸びず。

能力的に厳しい。

C.18番ウインエアフォルク 58キロ

前走の古都Sは前半1000m1:02.2のSペースを最後方からの競馬で5着。最終コーナー手前からポジションを徐々に上げていき直線伸びましたが届かず。展開向かなかったですが後ろの馬に差されてるので内容的には微妙。斤量も55キロで軽め。

2走前の丹頂Sは前半1000m1:01.9のSペースを最後方からの競馬で4着。最終コーナー手前からポジションを徐々に上げていき大外を回して直線に入りましたが上位とは脚色はほぼ同じ。展開向かなかったですが斤量は52キロとかなり軽めで力負けな印象。

3走前の緑風Sは前半1000m1:02.6のSペースを後方からの競馬で11着。展開向かなかったとはいえ直線もあまり伸びておらず力負けな印象。

3勝Cでも勝ってないので今回は厳しい。

C.12番チェスナットコート 58キロ

前走のオールカマーは前半1000m1:01.6を最後方からの競馬で15着。1000mまでは遅かったですが1200mからハヤヤッコが捲ってきてペースが上がり後方有利の展開。道中からついていけず大敗。

能力的に厳しい。

C.11番トラストケンシン 58キロ

前走のダイヤモンドSは前半1000m1:02.7のMペースを後方からの競馬で11着。直線は後方から伸びてはいましたが、斤量が54キロと軽かったことを考慮すると力負けな印象。

能力的に厳しい。

C.13番クリノメガミエース 56キロ

地方馬なので過去レース分析は省略。芝は2歳時の1戦のみでそのレースも大敗。地方でも勝てておらずこの舞台では厳しい。

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