出走予定馬の過去レース分析
◾️シャザーン
前走のダービーは中団後方からの競馬で9着。前有利な展開でしたが、勝馬とは0.4秒差で大きく負けていないので能力は高めです。
2走前の皐月賞はHペースを後方からの競馬で展開向きましたが6着。ソールオリエンスには後ろからあっさり交わされました。
3走前のすみれSは超Sペースを最後方から差し切り1着。着差以上に強い内容でしたが6頭立ての少頭数で競馬はしやすかったと思います。皐月賞5着のショウナンバシットが2着なので、メンバーレベルはそこまで低くはないです。
G1ではもう少しで掲示板って感じなので能力は高いです。今回のメンバーではソールオリエンスの次に強いという可能性もあるかなと思います。
◾️シルトホルン
前走のラジオNIKKEI賞はMペースを2番手からの競馬で2着。斤量54キロと軽かったのは有利でした。
2走前の3歳1勝CはSペースを逃げて展開向き1着。2着のコンクシェルはその後2勝Cを圧勝してるので、メンバーレベルは低くはないです。
3走前の3歳1勝CはMペースを2番手からの競馬で2着。1着のニシノライコウがその後2勝Cを勝ててないのでメンバーレベルに疑問はありますが、3着にコンクシェルが来てるのでそこまで低くはないか。
前目で競馬ができるのは強み。前走は斤量軽かったので同斤量だとどうか。近走は安定した成績ですがスプリングSでは完敗。
◾️シルバープリペット
前走の3歳以上1勝CはMペースを離れた3番手からの競馬で1着。レース内容は問題ありませんが、メンバーレベルはあまり高くなさそう。
未勝利を勝ち上がるのも時間がかかりましたし、前走のレベルも微妙。今回のレベルでは厳しいか。
◾️セブンマジシャン
前走の西部日刊S杯はSペースを5番手からの競馬で2着。逃げた勝馬を僅かに捕えれませんでした。
2走前のスプリングSは速めのペースを後方からの競馬で6着。最終コーナーは勝馬と似たような位置にいましたが直線で離されました。
3走前の京成杯はSペースで展開向きませんでしたが3着。勝馬のソールオリエンスとは差がありそう。
ホープフルSでも6着とそこそこの能力はあるけどトップどころとは少し差がありそうな印象。
◾️ソールオリエンス
前走のダービーはSペースを6番手からの競馬で2着。逃げた馬もペースは遅めで、2番手以降はさらに離れてたのでかなり遅いペースだったと思います。直線は伸びましたが先に抜け出したタスティエーラに僅かに届きませんでした。
2走前の皐月賞なHペースを後方からの競馬で1着。展開は向きましたが脚色は他馬を圧倒していて強い内容でした。
3走前の京成杯はSペースを中団からの競馬で1着。最終コーナーで大きく膨らみましたが、直線は伸びて加速ラップで勝ちました。
皐月賞1着、ダービー2着なので当然強いです。中山でも好走してますし死角はほとんどないか。前哨戦仕上げとポジションが後ろになりすぎて届かないくらいしか不安要素はない感じ。
◾️ドゥラエレーデ
前走の宝塚記念は2番手で先行し10着。先行馬は全滅なので厳しい展開だったと思いますし、相手も古馬のトップで強かったです。
2走前のダービーは落馬。
3走前のUAEダービはダートなので参考外。
4走前のホープフルSはSペースを2番手からの競馬で展開向いて1着。同じく展開向いた2着のトップナイフもその後札幌記念で2着だったり好走してるので、展開向いただけでなく能力も高そうです。
前に行きそうな馬では1番能力高そう。ダービーは落馬でクラッシック組とは勝負付済んでないので展開向けば勝てる可能性もあり。
◾️フレーヴァード
前走の3歳以上1勝CはMペースを中団からの競馬で1着。大外を回して勝ち、着差も大きく強い内容でしたが、メンバーレベルはあまり高くない印象です。
2走前の稲城特別はSペースを後方からの競馬で展開向かず3着。アームブランシュのほうが能力高そうな印象。
前走の勝ち方は強かったですが、メンバーレベルも微妙で能力はそこまで高くない感じもあり。
◾️レーベンスティール
前走のラジオNIKKEI賞は前が残る展開を後方から追い込んで展開向かず3着。進路が無かったか仕掛けも遅かった印象で能力は1番高そうです。
2走前の3歳1勝CはSペースを3番手で展開向き5馬身差の圧勝。3着のトーホウガレオンはその後1勝Cを勝ったり、G3でも3着や4着があるのでメンバーレベルは低くなかったです。
3走前の3歳1勝Cは超Sペースを2番手からの競馬でしたが、逃げた勝馬を捕えれず僅差の2着。位置取りや道悪適正の差だったかなと思います。
全レース上がり3F最速で能力は高いです。新馬戦でソールオリエンスの僅差の2着ですし、今回は賞金的にレーベンスティールのほうが仕上げてくると思うので勝ちもあるかなと思います。
後編は以上です。
まとめ
ということで
ソールオリエンスは当然強いとして、レーベンスティールやドゥラエレーデはまだ直接対決で負けたわけではないのでソールオリエンスに勝てる可能性もあるかなと思います。
その2頭や前編で記載したキングズレインが案外だった場合は、皐月賞とダービーで健闘したシャザーンが2着に来る可能性もありそうです。
セブンマジシャンはその次くらいのイメージなので、脚質的にも前残りの恩恵があるとかは無さそうなので少し厳しい印象です。
シルトホルンは前残りで粘る可能性もありますが、前走斤量軽くてもレーベンスティールのほうが強い内容だったので、3着までの印象。
シルバープリペットとフレーヴァードは能力的に厳しい印象。
能力と脚質を考えるとこの中ではソールオリエンス、レーベンスティール、ドゥラエレーデ、シャザーンは人気ですが選ぶ感じになりそう。
今回はソールオリエンスが断トツ人気になるでしょう。前哨戦仕上げで2着とかになる可能性もあるので、ソールオリエンスに勝てる可能性がある馬を探して単勝を買うってのもオッズ的には有効かもしれません。
ご覧いただいてありがとうございました！
