毎日王冠 考察②出走馬の過去レース分析 後編

全頭見解

出走予定馬の過去レース分析

◾️シュネルマイスター

前走の安田記念はMペースを後方15番手の競馬で3着。上がり最速の32.8秒で追い込んできましたが届きませんでした。勝馬とは位置取りの差で能力差はあまりないように思いますが、そのようにポジションが後方になってしまうのがちょっとネック。

2走前のマイラーズCはMペースを後方からの競馬で1着。前も残る競馬で上位馬では1番展開向かないなかで、後方から差し切ったので強い内容でした。

3走前の中山記念はやや遅めのペースを中団からの競馬で4着。直線はかなり詰まっていたのでそれが無ければ勝ち負けできていたと思います。斤量も58キロで重かったのでそこを考慮すると能力は1番高そう。小回りは合ってなく東京1800がベストかもとコメントあり。

末脚は良いものを持ってますし、1800だとポジションは中団くらいに取れそう。ソングラインより斤量が実質1キロ軽いのもプラス。勝つ可能性が高い1頭です。

◾️ソングライン

前走の安田記念はMペースを中団からの競馬で1着。直線は外から伸びて完勝でしたので強い内容でした。

2走前のVMはMペースを中団からの競馬で1着。外に比べると伸びないインコースから差し切ったので強い内容でした。

G1連勝中でもちろん能力はトップクラス。ただ1頭抜けているという感じではなくシュネルマイスターとは互角くらいの能力かなという印象。1800は初めてですが、東京マイルで好走してるので東京1800なら問題ないと思いますし、勝つ可能性は高い1頭。ただ斤量が57キロで実質1番重いのがどうか。

◾️デュガ

前走の北九州記念は出遅れて後方からの競馬で16着。終始インコースをロスなく走りましたが直線は伸びませんでした。出遅れはいつものことなので単純な力負けな印象。

2走前のバーデンバーデンCは出遅れてMペースを後方からの競馬で1着。終始インコースをロスなく走り、最終コーナーで他の馬が外を回すなかでラチ沿いを走りポジションを上げ差し切りました。着差もあり完勝でしたがメンバーレベルはあまり高くない印象。稍重でしたが馬場が合っていたとのコメントあり。

1800は走ったことないので適正はわかりませんが、東京開幕週で今回のメンバーだと厳しい印象。

◾️ノースザワールド

前走のメイSはMペースで出遅れて後方となり、道中ポジションを上げて行きましたが7着。先行できていればもう少しよかたったかもしれませんが、斤量軽かったので少し力負けな印象。

2走前の大阪杯は速めのペースを2番手からの競馬で15着。ペースは速かったですが前残りの展開で向いていたと思うので力負けな印象。

3走前のスピカSはHペースを先行して1着。このレースでローシャムパークに勝ってますが、重馬場だったので道悪適正の差が出たかも。

OPなら好走できる能力はあると思いますが、重賞で今回のメンバーだとどうか。

◾️バビット

前走のAJCCはSペースを2番手からの競馬で展開向きましたが8着。

2走前の天皇賞秋はパンサラッサから離れた2番手からの競馬で15着。G1だと力負けな印象。

3走前のオールカマーは遅めのペースで逃げて4着。TBも内有利で展開含めてかなり向いた印象です。

楽に逃げれればいいけど今回は同型も何頭かいて厳しい印象。

◾️バラジ

前走の新潟記念はMペースを中団からの競馬で5着。直線は進路を外に変えたりして追い出しに時間がかかってました。最後も伸びていたのでスムーズならもうちょっとやれたかもしれません。

2走前の目黒記念はSペースを先行して展開向きましたが6着。2000mくらいのほうがいいとのコメントあり。

3走前のメトロポリタンSはSペースを中団前目からの競馬で6着。直線伸びましたが最後進路無くなりブレーキがかかりました。それがなくても脚色的に馬券内は厳しかったかなと思いますが、もう少し僅差になっていたと思います。

前走と3走前は直線がややスムーズじゃなかった、2走前は距離が長かったかもということで見直せるところはあるかなと思います。1800mの距離も未知なところはありますが、騎手も変わって今までと違う面も見れるかもしれないのでおもしろい1頭かなと思います。

◾️フェーングロッテン

前走の七夕賞はスタートから上がっていかず後方からの競馬でそのまま伸びず14着。自分の競馬ができなかったので参考外で大丈夫です。

2走前の鳴尾記念は出脚が遅かったですが他に逃げ馬もいなかったので逃げれました。ペースはMペースでしたが開幕週でTBは向いた印象。直線は後続に飲み込まれそうになりましたが盛り返して2着となりました。ボッケリーニやマリアエレーナというメンバーだったのでG3ではそこそこ強いメンバーでした。

3走前の金鯱賞はやや遅めのペースを逃げて2着。勝馬はプログノーシスで強かったですが、同じように内で先行したアラタも3着に残ってるので展開などは向いた印象。

マイペースに逃げれれば重賞でも好走可能。ただ今回は同型も何頭かいて、出脚の速さを考えると逃げれなさそうな気がします。逃げれた場合の逃げ粘りには注意が必要ですけど、11秒台が続く速いペースで逃げたこともないのであまり良さは出ないかも。

後編は以上です。

まとめ

ということで

やっぱり逃げるのは前編で紹介したウインカーネリアンの確率が高そう。そうなるとバビット、フェーングロッテンの2.3番手からの競馬では決め手に欠けそうな感じ。

シュネルマイスターとソングラインは当然能力高く、シンプルにこの2頭のどちらかが勝つ可能性は高いかなって思います。

バラジは近走能力出しきれてない感じもあるので人気がないならって感じですかね。

後編の馬たちでは
シュネルマイスター
ソングライン
バラジ
の3頭に注目したいと思います!

ご覧いただいてありがとうございました!

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