菊花賞 出走馬の過去レース分析 後編

週中考察

出走馬の過去レース分析

◾️トップナイフ

前走の札幌記念は稍重で前半1000mが1:00.4のMペースを中団からの競馬で2着。道中は終始インコースを走り、3コーナー手前からポジションを上げて3コーナー途中では先頭に立ちました。直線でプログノーシスに抜かされましたが強いメンバー相手に3着以下を離しました。他馬が内を空けるなかでラチ沿いを回したのが大きかったです。稍重ですが道悪適性で差が出る馬場だったようにも思います。ダノンベルーガ、ジャックドールに先着してるので能力高いですが、ジョッキーが上手く乗ったことや適性が合ってた要因も大きそうな感じ。

2走前のダービーは前半1000mが1:00.4のMペースを後方からの競馬で14着。逃げたパクスオトマニカはMペースでしたが、2番手以降はかなり離れていたので2番手以降はSペースでした。スタートで躓き後方からとなり展開向きませんでした。直線入った段階である程度前にいた馬が好走していて、同じように後方にいたファントムシーフ、シャザーン、サトノグランツが次走好走してるので、この負けでそこまで評価を落とさなくてもいいかも。もともとは前に行くつもりだっとのコメントあり。

3走前の皐月賞はHペースを後方からで7着。出遅れて後方になってしまいましたが、結果的には展開は向きました。ただ末脚勝負だと分が悪く、直線入口で同じような位置にいたソールオリエンスには離されてしまいました。先行してこその馬だと思うので能力は発揮できなかったかも。

皐月賞、ダービーは共にスタート失敗して先行できず、本来の能力発揮できてない可能性あり。札幌記念は適性が向いたにしてもあのメンバーで2着に来てるので能力発揮できれば同世代でも巻き返しあるかも。ノリさんなのでそこまで人気にならなさそうでおもしろそうな1頭。

◾️ナイトインロンドン

前走の神戸新聞杯は前半1000mを1:01.2のSペースを先行して11着。外を回す競馬でしたが展開は向いていました。時計が速かったのでそのあたりは向いていませんでしたがちょっと力負けな印象。

2走前の阿寒湖特別は前半1000mが1:01.0のSペースを中団からの競馬で1着。コーナーからポジションを上げていき、大外を回して勝ち切ったので強い内容でした。2.3着馬が次走で2勝Cを勝ってるのでメンバーは弱くなかったです。

3走前の3歳以上1勝Cは前半1000mが1:01.7のSペースを先行して1着。展開向き、メンバーレベルはあまり高くなかったですが完勝でしたので強い内容。

2走前のレース内容は良かったですが、前走は時計が速かったにしてもちょっと負け過ぎな印象。距離延長はプラスっぽいですが同じ神戸新聞杯組のサトノグランツ、ハーツコンチェルト、サヴォーナ、ファントムシーフより買いたいかと言われると微妙。

◾️ノッキングポイント

前走の新潟記念は前半1000mが1:00.6のSペースを先行し1着。終始インコースをロスなく走り展開も向きました。古馬相手に勝ったので強いですが、斤量軽かったことや2着がユーキャンスマイルということを考えるとレベルはあまり高くないかも。

2走前のダービーは前半1000mが1:00.4のMペースを中団前目からの競馬で5着。逃げたパクスオトマニカはMペースでしたが、2番手以降はかなり離れていたので2番手以降はSペースでした。直線入口ではソールオリエンスやハーツコンチェルトの少し後ろのポジションでしたが離されず一緒に伸びていたので能力差は大きくない印象。

3走前の毎日杯は前半1000m59.2のやや遅めのMペースを中団からの競馬で2着。最終コーナーでポジションが下がり外を回す競馬だったので、能力差で負けたいうより位置取りの差で負けた印象。

ダービーの内容的にはソールオリエンスやハーツコンチェルトともイメージほどの大きな差はない印象。鞍上的にもそこまで人気になる感じじゃないのでおもしろい1頭。

◾️パクスオトマニカ

前走のレパードSはダートのため参考外。

2走前のダービーは前半1000mが1:00.4のMペースを2番手以下を大きく離して逃げましたが13着。2番手集団にあっさり交わされたので良いところはありませんでした。

3走前のプリンシバルSは前半1000m1:02.4のSペースを逃げて1着。展開が向きましたしメンバーレベルもあまり高くないので評価を上げられる1戦ではない感じ。

今回もおそらく逃げそうですがリビアングラスにハナ争いで勝てるかどうか。逃げれなかったらダメでしょうし、逃げれてもよほど展開向かないと能力的に厳しそう。

◾️ハーツコンチェルト

前走の神戸新聞杯はは前半1000mを1:01.2のSペースを中団からの競馬で5着。大外枠から外を回らされる競馬で展開も向いてなかったので、この負けで評価は落とさなくてもいいかなと思います。

2走前のダービー は前半1000mが1:00.4のMペースを後方からの競馬で3着。逃げたパクスオトマニカはMペースでしたが、2番手以降はかなり離れていたので2番手以降はSペースでした。道中でポジションを上げていき上手い騎乗でした。直線入口で同じようなポジションにいたソールオリエンスとも同じような脚を使えていて強い内容。

3走前の青葉賞は前半1000mが1:00.4のMペースを後方からの競馬で2着。スキルヴィングにはちょっと能力劣りそうですが3着以下を離してるので強い内容。

左回り1.1.2.0に対して右回り0.0.0.3。東京2400のほうが能力発揮できるかも。ただダービー3着で能力高いですし、前走の負けで人気落ちるならおいしい1頭。

◾️ファントムシーフ

前走の神戸新聞杯はは前半1000mを1:01.2のSペースを逃げて3着。展開は向きましたがゴール直前で交わされました。馬場が硬くて合わなかったとのコメントあり。実績から考えると展開はかなり向いたので物足りない結果。

2走前のダービーは前半1000mが1:00.4のMペースを後方からの競馬で8着。逃げたパクスオトマニカはMペースでしたが、2番手以降はかなり離れていたので2番手以降はSペースでした。直線入った段階である程度前にいた馬が好走していて、同じように後方にいたトップナイフ、シャザーン、サトノグランツが次走好走してるので、この負けでそこまで評価を落とさなくてもいいかも。

3走前の皐月賞は重馬場で前半1000mが58.5のHペースを後方からの競馬で3着。展開は向きましたがソールオリエンスにあっさり交わされ、タスティエーラには粘られたのでこの2頭よりは能力劣りそうな印象。

今までは後方でしたが前走は逃げたので今回どのポジションで競馬をするのかちょっと読めません。皐月賞3着で能力はありますが、皐月賞ではソールオリエンスとタスティエーラのほうが能力高そうですし、神戸新聞杯ではサトノグランツ、サヴォーナ、ハーツコンチェルトのほうが能力高そうなので優先順位は低め。

◾️マイネルラウレア

前走の神戸新聞杯はは前半1000mを1:01.2のSペースを後方からの競馬で8着。展開向きませんでしたが直線離されていたので力負けな印象。馬体が緩かったとのコメントあり。

2走前の京都新聞杯は前半1000m1:03.8の超Sペースを中団からの競馬で5着。展開向かず外を回しましたが1着とタイム差0.1秒まで迫りましたので悪くはない内容。

3走前の皐月賞は重馬場で前半1000mが58.5のHペースを最後方からの競馬で14着。展開は向きましたが伸びない内を通った影響か直線はあまり伸びず。

京都新聞杯の内容的にはサトノグランツと大きな差はなさそう。神戸新聞杯は展開とTB向かず、皐月賞もTB向かずと考えれば見直しは可能。ただ後方からになると思いますしそこまでペースは速くならないと思うので、皐月賞馬とダービー馬を負かすほどハマるイメージはない。

◾️リビアングラス

前走の2走前の阿賀野川特別は前半1000m58.9のやや速めのMペースを逃げて1着。ペース遅くないなかで逃げ切り、2着のウインオーディンはセントライト記念で外を回して6着になってる馬なので強い内容でした。

2走前の京都新聞杯は前半1000m1:03.8の超Sペースを逃げて3着。かなりのSペースで展開向いたので着順通りサトノグランツのほうが能力高そう。

3走前の3歳1勝Cは前半1000mが1:01.3のSペースを逃げて1着。展開向きましたが完勝でしたし、2.3着馬がその後1勝Cを勝ってるのである程度評価できる内容。

サトノグランツよりもやや能力劣る印象。ただ逃げ馬なのでマイペースに逃げれれば残る可能性もある。パクスオトマニカとのハナ争いが激しくなると厳しいですし、逃げれないと未知数で能力発揮できないかも。

後編は以上です。

まとめ

ということで

後編の馬たちでは
トップナイフ
ノッキングポイント
ハーツコンチェルト
リビアングラス

の4頭に注目したいと思います!

ご覧いただいてありがとうございました!

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