キーンランドC 考察②出走馬の過去レース分析 前編

週中考察

出走予定馬の過去レース分析

◾️ヴァトレニ

前走函館SSはHペースを先行して展開は向かず7着。外枠でコーナーも外を回らされたので上位馬とはその差もあったかもしれません。3着のトウシンマカオとは0.2秒差なので大きくは負けてません。

2走前の鞍馬Sは中団からの競馬で終始インコースをロスなく走りましたが直線は伸びず9着。斤量が59キロで厳しかったです。

3走前の北九州短距離SはHペースを先行して展開は向きませんでしたが1着。メンバーレベルは少し低かったですが斤量はトップの58キロだったので強い内容でした。

G3レベルなら能力は高いかなと思います。先行したほうが能力は発揮できそうな印象です。

◾️ウインマーベル

前走の京王杯SCはSペースを中団前目のポジションからで2着。1着が安田記念6着のレッドモンレーブ、4着が関屋記念1着のアヴェラーレとメンバーレベルは高かったので強い内容でした。

2走前の高松宮記念は大外枠から中団のポジションから競馬をしましたが10着。ポジションは1.2着馬と同じようなところにいたので悪くなかったと思いますが、道悪適正の差が出たかもしれません。

3走前のシルクロードSは出脚が鈍く中団からの競馬で7着。斤量59キロや内有利のTBで外を回したこともあって厳しかったです。この負けで評価を下げなくてもいいかなと思います。

去年のスプリンターズSで2着ですし、前走もマイルの強い相手に好走してるので、今のスプリント戦線では能力はトップクラスです。

◾️ウォーターナビレラ

前走のしらかばSは後方からの競馬で8着。道中はインコースをロスなく走りましたが直線はあまり伸びませんでした。

2走前の函館SSはHペースを後方からの競馬だったので展開は向きましたが6着。

近走のレースでは特に不利などはなく凡走が続いてます。

◾️カイザーメランジェ

前走のしらかばSは最後方からの競馬で終始インコースを走りましたが直線伸びずに12着。

2走前の青函Sは遅めのペースで先行しましたが11着。斤量59キロがそもそも厳しかったです。

3走前の函館SSはHペースを後方からの競馬で展開は向きました。直線は鋭く伸びてきましたがわずかに届かず4着。同じく追い込んできた勝馬のキミワクイーンには脚色で劣ってました。

展開が向いて能力を出し切った感じの函館SSで4着だったので、重賞だと馬券内は展開の助けがあってどうか。

◾️キミワクイーン

前走の函館SSはHペースを後方からで展開は向きましたが、直線は鋭い末脚で伸びて1着。平坦コースが合ってるとコメントがありました。

2走前の春雷SはHペースを先行し展開は向きませんでしたが、インコースをロスなく走り2着。重馬場で荒れた内を通ってマッドクールと接戦だったので強い内容でした。

3走前のオーシャンSはやや速めのペースを先行して12着。能力的には負けすぎな印象。1分7秒台の決着で好走してるときのレースより速いタイムだったので、時計が速い馬場はあまり向いてないのかも。

重馬場も苦にしないしパワーある。今のような荒れた馬場は向いていそうな感じ。

◾️シナモンスティック

前走のUHB賞はペースが遅く2番手だったので展開は向いて1着。洋芝が合ってるとのコメントあり。

2走前の福島OPはペースが遅く3番手だったので展開は向きましたが僅差の4着。1.3着はG3の北九州記念で3.4着なのでメンバーレベルは低くはないです。

3走前のストークSはペースが遅く2番手だったので展開は向いて1着。メンバーレベルはあまり高くない印象。

近走は展開が向いたレースが多いです。今回も展開は同じように向きそうですが、中1週の間隔がどうか。

◾️シュバルツカイザー

前走のしらかばSは出遅れましたがすぐにポジションを上げました。外を回して直線伸びて1着。ただ斤量は軽かったですし、メンバーレベルもそこまで高くない印象です。

2走前のUHB賞は出遅れましたがすぐにポジションを上げました。外を回して直線伸びて1着。メンバーレベルはあまり高くない印象です。

近2走は両方とも出遅れてます。洋芝で連勝してますがメンバーレベルはあまり強くない印象。

◾️ジュビリーヘッド

前走の函館SSはHペースを先行したので展開は向きませんでしたが2着。勝馬のほうが展開は向いたので強い内容でした。

2走前の春雷Sは不利などはありませんでしたが直線あまり伸びず9着。重馬場が合わなかったのかポジションが後ろすぎたか能力的には負けすぎな印象。

3走前のオーシャンSは先行できてレース内容は問題ありませんでしたが5着。

前走は強い内容で過去のレースからも洋芝適正は高そう。先行できるかどうか。

前編は以上です。

まとめ

ということで

近走力を出しきれてない馬はいなさそうです。

以下の馬はちょっと不安要素あり↓

シナモンスティックは近走すべて展開が向いての好走なので、今回も展開は向きそうだけど同型の強い馬がいるとどうか。

シュバルツカイザーは連勝で勢いありますが、出遅れの心配あり。斤量も2キロ増えますし、メンバー強化でどうか。

ウォーターナビレラは近走の内容的にここでいきなり復活も考えずらいので消しかな。

カイザーメランジェも近走の内容や今回の展開的に厳しそうだけど、函館SS4着や春雷S5着でキミワクイーンとタイム差は大きくないので一旦保留。

ご覧いただいてありがとうございました!

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