展開予想
逃げ馬は複数いますが、どうしても逃げたいという馬たちではないため、そこまで先行争いは激しくならないと思います。
先週の東京ダートは、日曜日7Rの3歳1勝クラスは前残り、10RのバレンタインSはハセドンが後方から追い込んできましたがペースは速かったです。
先週のままですとトラックバイアスはフラットという見方で良さそうですが、今週変化がないかはチェックが必要です。
フェブラリーSの隊列は以下のようになり、ペースも速すぎず、遅すぎずのMペースと予想します。
(スタート後)
前 後
⑯ ⑩ ⑬ ⑮
⑭ ⑨ ⑪ ⑧ ⑥
① ⑦ ④ ⑤ ② ③ ⑫
(直線入口)
後 前
⑫ ③ ⑤ ⑦ ①
⑧ ⑨ ⑭
② ④ ⑪
⑥ ⑬ ⑯
⑮ ⑩
では1頭ずつ評価順に見ていきましょう!
全頭見解
評価はS.A.B.Cの順になります。
出走馬の過去レースの詳しい見解は個別の投稿をご覧ください。
最終の印は当日 Twitterに投稿します。
S.4番ドライスタウト 58キロ
前走は斤量が2キロ重いなかバトルクライと着差のないレースで強かったです。兵庫チャンピオンシップの敗因は過去レース分析でも記載してあるとおり明確で、他のレースは安定した成績です。また、飛びが大きい馬なので東京競馬場ということも今回プラスです。バトルクライをものさしにすると、レモンポップと互角の能力はあると思います。前走のように包まれて進路がないということにならなければ大崩れはないと思います。
S.11番ソリストサンダー 58キロ
1400mがベストな馬が多いなか、1600mの実績があり東京競馬場も得意としているため、現在11番人気は妙味があると思います。前走の南部杯は過去レース分析で記載したとおり敗因は明確です。レモンポップを見るような位置取りになると予想しており、レモンポップをマークしてゴール直前で差し切るというレースに期待したいです。
S.7番レモンポップ 58キロ
1400mがベストだと思いますが、武蔵野Sでも負けたとはいえハナ差の2着のため、1600mもそれほど大きな問題はないと思います。武蔵野Sの時は中1週の影響があった可能性もあり、今回も中2週での出走になるためそのあたりの影響が心配です。ペースはそこまで速くならないと思うため、脚質的にも大崩れはなさそうです。
A.3番ケンシンコウ 58キロ
ウシュバテソーロやジュンライトボルトなどの中距離の実力馬とも差のない競馬をしており能力は高いです。根岸Sは最後方からの競馬で追い込み届かずでしたが、1600mに変わる今回は追走が楽になりプラスだと思います。差しが届くような展開や馬場状態なら好走も可能だと思いますが、根岸Sを見るとレモンポップには勝てなさそうな印象です。
A.15番レッドルゼル 58キロ
1600mは長いと思いますが、他馬もそのような馬が多いため好走も可能です。末脚は鋭く強い馬ですが、1600mの実績はなく1600mでは他馬との能力差もあまりないと思います。鞍上的にも人気し現在3番人気なので妙味があまりありませんし、去年レッドルゼルより先着しているソリストサンダーの評価を上に考えたいです。
A.6番メイショウハリオ 58キロ
中距離のG1馬でテーオーケインズにも勝ったことのある馬なので能力は高いです。今回は久しぶりの1600mなので追走に苦労し後方になりそうな点と、右回りのほうが得意という点がマイナスになります。ケンシンコウとは能力差はあまりないと思うので、ケンシンコウをものさしにするとマイルでは差しが届かずとなりそうな気がします。
B.12番セキフウ 58キロ
末脚は強力なので直線が長い東京は合っていますし、すばるSではドライスタウトとも大きく差がないので好走する可能性はあります。ただ、おそらく最後方に近いポジションになると思うので、ペースが今回はそこまで速くならなさそうなので展開が向かないような気がしますし、すばるSの内容的にドライスタウトには勝てなさそうな印象です。
B.9番ショウナンナデシコ 56キロ
かしわ記念でマイルのG1を勝っており、このメンバーではマイル実績が高いです。しかし、近走では牝馬戦でも以前のような圧倒的な強さはなく、小回りで直線が短いコースのほうが合っていそうなため、今回の東京1600mでは評価を下げました。
C.5番オーヴェルニュ 58キロ
中距離でも好走経験がありますが、近走は展開向いているなか完敗しているため、今回も厳しいのではないかと思います。
C.16番ケイアイターコイズ 58キロ
1200mや1400mのOPクラスでは上位の能力ですが、マイルでは厳しいのではないかと思われます。ドライスタウトにも完敗しているため他馬と比べても能力が足りないと思われます。
C.10番テイエムサウスダン 58キロ
近走は直線で伸びない競馬が続いており、今回も厳しいのではないかと思います。昨年は2着ですが、展開や馬場が向いた印象が強いです。
C.14番ヘリオス 58キロ
南部杯はカフェファラオとハナ差の接戦でしたが、展開や馬場が向いていた印象です。ベストは1400mですし、今回は他に先行勢で強い馬がいるため厳しいかなと思います。
C.13番スピーディキック 56キロ
前走は強い内容でしたが、今回は急激なメンバー強化になりペースも地方とは違うため、いきなりの中央G1は厳しいかなと思います。
C.1番ジャスパープリンス
G1では力不足で厳しいかなと思います。
C.8番アドマイヤルプス
近走の内容的に能力が足りないので厳しいと思います。
C.2番シャールズスパイト
京都記念を圧勝したドウデュースがニエル賞で負けるように、日本と海外の競馬では適性が違います。適性があって好走する可能性もありますが、不確定要素が多いため海外馬は基本的に買いません。
全頭見解は以上になります。フェブラリーS当てましょう!