秋華賞 出走馬の過去レース分析 前編

週中考察

出走馬の過去レース分析

◾️エミュー

前走の紫苑SはHペースを後方からの競馬で展開向きましたが9着。外枠でやや外を回らされましたが直線はあまり伸びず力負けな印象。

2走前のオークスはMペースを後方からの競馬で13着。直線入口では3着のドゥーラと同じようなポジションでしたが直線は伸びず離されました。

デイジー賞のときに1800がベストとのコメントがあったのでオークスは距離が長かったかもしれませんが、紫苑Sは展開向いたなかで直線あまり伸びてなかったので、今回は先行馬少なく展開向かない感じするので厳しい感じ。

◾️キタウイング

前走のクイーンSはMペースを後方からの競馬で8着。ポジションが後ろすぎたのとちょっと詰まり気味で届きませんでしたが、斤量52キロで軽かったこともあり、直線の脚色は上位とはそこまで差がなかった印象。勝馬のドゥーラよりも能力は少し劣ると思いますが、1キロ斤量重かったので着順ほどの差はないかも。

2走前のオークスはMペースを最後方付近からの競馬で15着。終始インコースをロスなく走りましたがあまり伸びませんでした。距離が長かったかもとのコメントあり。

2000mになればオークスよりもう少しやれそうですが、ドゥーラよりはちょっと能力劣る印象。重賞2勝してる馬だし3着の可能性はないことはないけど、今回は先行馬少なく展開は向かないかも。ちなみに江田さんの過去5年芝重賞成績は勝率2.4%、複勝率4.9%。

◾️グランベルナデット

前走の紫苑SはHペースを先行したので展開は向かず10着。最終コーナーで同じような位置のヒップオブソウルが2着に来てるので力負けな印象。

2走前の忘れな草賞はSペースを2番手の競馬で展開向き1着。上位馬が先行馬で内前有利だったのでそこまで評価を上げれる内容ではない感じ。

3走前のクイーンCはMペースをちょっと出遅れて後方からの競馬で5着。伸びてはいましまが直線入口で同じような位置にいたモリアーナに少し離されたので、このレースの上位馬より少し能力劣る印象。

前走は展開向かず見直せる部分もあるけど、紫苑SやクイーンCでヒップオブソウル、モリアーナ、ハーパー、ドゥアイズに先着されてる。着順通りそのあたりの馬より能力劣る印象で馬券内は厳しい感じもあるけど、今回は先行馬少なく展開は向きそう。

◾️コナコースト

前走のオークスはスタート後に他馬とぶつかり後方からの競馬で7着。直線はインコースに進路をとりましたがあまり伸びませんでした。後方からの競馬だと末脚は劣る感じ。先行できてたら違った結果だったかもしれないのでこのレースは参考程度。

2走前の桜花賞はMペースを2番手からの競馬で2着。内前有利で展開などが向きましたが良い内容。

3走前のチューリップ賞はSペースを中団からの競馬で2着。勝馬は展開が向きましたが、コナコーストは外を回して僅差の2着だったので内容としては良かったです。

TBや展開が向いたとはいえ桜花賞2着ですし上手く先行できれば2着の可能性はありそう。自分の競馬ができなかったオークスの敗戦で人気落ちるならおもしろい1頭。ただ2000mの距離は未知数。

◾️シランケド

前走の紫苑SはHペースをやや出遅れて後方からの競馬で3着。外を回して上がり2位の脚で追い込んできて良い内容でしたが展開は向いた印象。

2走前の3歳以上1勝CはMペースをやや出遅れて後方からの競馬で3着。上がり最速で追い込んできましたが前も同じように伸びて届かず。メンバーレベルもあまり高くない印象。

紫苑Sは3着ですがかなり展開向いた印象でそこまで評価を上げることはできない感じ。モリアーナとそこまで大きな能力差はなさそうで良い末脚はあるけど、今回は逆に展開向かなさそうで厳しいかも。

◾️シンリョクカ

前走のオークスはMペースを中団からの競馬で5着。外枠で終始外を回らされる競馬で厳しかったです。それでもインコースをロスなく走ったヒップホップソウルに先着してますし、2着のハーパーとも大きな差はないのでこの世代では能力は高いです。

2走前の桜花賞はMペースを後方からの競馬で6着。内前有利のなかで外を回す競馬で伸びてきたので能力は高いかなと思います。

3走前の阪神JFはHペースを中団からの競馬で2着。終始インコースをロスなく走れましたが直線は鋭く伸びて強い内容。

馬券内には来れてませんが桜花賞とオークスともに見直せる部分はあるので能力的には2着に来てもおかしくない存在。当日は予想オッズよりも人気しそですが、そもそも府中牝馬Sに出るのかも。

◾️ドゥアイズ

前走のオークスはMペースを出遅れて最後方からの競馬で9着。もうちょっと前で競馬ができていれば結果は違ったかもしれないので、能力を出し切っての負けではない感じ。

2走前の桜花賞はMペースを中団からの競馬で5着。終始インコースを走れましたが、あまり伸びませんでした。距離が伸びたほうがいいとのコメントあり。

3走前のクイーンCはMペースを先行して2着。終始インコースをロスなく走り良い内容でした。1.3着がハーパーとモリアーナなのでメンバーレベルも高かったです。

距離が伸びたほうがいいというオークスで出遅れて最後方からになったので見直せる部分はあります。単純な能力だとハーパーより少し劣るイメージですが、ハーパーやモリアーナと互角くらいの能力なので人気がないならおもしろいかも。

◾️ドゥーラ

前走のクイーンSはやや遅めのペースを中団からの競馬で1着。最終コーナーから外を回してポジションを上げていき差し切ったので着差以上に強い内容。斤量が51キロと軽かったですが、古馬重賞で好走してるコスタボニータ、ルビーカサブランカなどに勝ったのは評価できる。

2走前のオークスはMペースを後方からの競馬で3着。リバティを除けば上がり3Fも他馬よりかなり速く、良い末脚で伸びました。このくらいの距離がいいとのコメントあり。

3走前の桜花賞はMペースを出遅れて後方からの競馬で14着。道中も追走で脚を使い、最終コーナーも大外を回す厳しい競馬でした。

マイルは短い印象で、クイーンSから距離が伸びるのもプラス。斤量軽いとはいえこの時期に古馬相手に勝つのはなかなか難しく、クイーンSも過去10年で3歳が勝ったのはその後G1でも活躍するアエロリットのみ。2着の有力候補の1頭です。

前編は以上です。

まとめ

ということで

能力的にはドゥーラ。前走自分の競馬ができなかったコナコースト、ドゥアイズは巻き返しあるかも。シンリョクカも不利を打破する能力はないけど健闘できてるので展開やTB向けば好走する可能性あり。あとは前走展開向かずに大敗したグランベルナデット。ちょっと能力足りない可能性もあるけどペース遅くなった場合の前残りには警戒。

前編の馬たちでは
コナコースト
グランベルナデット
シンリョクカ
ドゥアイズ
ドゥーラ

の5頭に注目したいと思います!

また明日後編投稿します。

ご覧いただいてありがとうございました!

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