毎日王冠 考察②出走馬の過去レース分析 前編

週中考察

出走予定馬の過去レース分析

◾️アドマイヤハダル

前走の関越Sはスタートやや出遅れて中団からの競馬で2着。Mペースで差し決着だったので展開は向いた印象。僅差の3着がシュヴァリエローズであまりメンバーレベルは高くない。

2走前の鳴尾記念はMペースを先行して3着。内から2頭目のポジションを走りロスの少ない競馬ができました。ボッケリーニに僅差の3着で、マリアエレーナにも先着してるのでG3レベルなら能力は高いかなと思います。

3走前の都大路SはSペースを中団前目からの競馬で2着。エアファンディタのほうが斤量1キロ重かったですが、このクラスでは強い馬なので僅差で悪くない内容。

やや決め手に欠ける印象ですが、鳴尾記念のメンバーで好走できてるのでG2.3レベルなら能力は高いほう。上手く先行できれば前残りの可能性もありますが、中団からだとキレ負けしそう。

◾️ウインカーネリアン

前走の安田記念は外枠からMペースで逃げて8着。上位とは着差はつきましたが、ソダシ、ソウルラッシュあたりとはほぼ同タイムだったのである程度の能力はあり。

2走前のゴドルフィンマイルは海外のダートなので参考外。

3走前の東京新聞杯はMペースを逃げて1着。最後は後続に迫られましたが、斤量58キロと重いなかでナミュールやジャスティンカフェに勝ったので評価できます。

単純な能力はシュネルマイスターやソングラインのほうが高いですが、今回もメンバー的には逃げれそうで開幕週で内前有利になれば1番恩恵がある。斤量差もありますし、人気の差し馬に勝つにはこういうタイプの馬かなと思います。

◾️エエヤン

前走のNHKマイルCはやや折り合いを欠き、Mペースを中団からの競馬で9着。直線は伸びないインコースを走り、進路もやや狭くなってました。このレースの上位馬とは着順ほどのタイム差はないと思いますが、勝馬のシャンパンカラーが安田記念で14着ということを考えると、そもそも世代レベルが微妙な可能性もあり。

2走前のNZTはHペースを先行して1着。2.3着がNHKマイルC1.2着馬のシャンパンカラーとウンブライルで、4着が紫苑S1着のモリアーナでメンバーレベルはこの世代では高いなかで強い勝ち方。折り合い的にはこれくらいのペースのほうがいいのかも。ただ距離は2000mまでは大丈夫とのコメントあり。

3走前の1勝Cはやや遅めのペースを2番手からの競馬で完勝。メンバーレベルは低かったですがノーステッキでしたので強い勝ち方でした。

この世代のマイル路線ではトップクラスの能力。ただ古馬との能力比較だとちょっと力が足りない可能性もあり。1800だと折り合いが若干不安ですが、陣営はこのくらいの距離がいいとのコメントあり。斤量が56キロで1キロ重いのもどうか。

◾️エルトンバローズ

前走のラジオNIKKEI賞は開幕週のMペースを先行し1着。終始インコースをロスなく走り、前残りの展開で向きました。レーベンスティールに勝ったとは言っても展開や斤量を考えると能力差はちょっとある印象。

2走前の3歳1勝CはSペースを2番手で先行して1着。展開は向きましたしメンバーレベルはあまり高くない印象ですが、完勝だったので内容はよかったです。

未勝利戦ですが神戸新聞杯勝馬のサトノグランツとも互角の内容なので世代ではある程度の能力はあると思います。唯一の大敗だけ左回りなのが気になるところ。ただそのレースは2200mで距離が長かった可能性もあり。陣営からは左回りは内にササるとのコメントもあり。

◾️キングストンボーイ

前走の関越Sは差し決着の展開で後方にポジションをとり展開は向き4着。直線入口では上位馬と同じようなポジションにいましたが伸び負けました。

2走前のメイSはやや出遅れてMペースを中団後ろからの競馬で14着。直線はあまり伸びませんでした。

今回のメンバーでは能力的に厳しそうな印象。

◾️ジャスティンカフェ

前走のエプソムCはMペースを後方からの競馬で1着。良い末脚で完勝でしたが、G1では通用しなさそうなメンバーレベルの印象で、そこまで評価は上げられず。

2走前のダービーCTはSペースを後方からで展開向きませんでしたが2着。斤量も58キロだったことを考えると能力は1番高かったです。ただこのレースもG1では通用しなさそうなメンバーレベルの印象で、そこまで評価は上げられず。

3走前の東京新聞杯はMペースを後方からの競馬で4着。逃げたウインカーネリアンが1着だったので展開は向かなかった印象。ただ斤量がウインカーネリアンのほうが1キロ重たかったのでちょっと物足りない結果。

G3レベルでは能力抜けてるので、シュネルマイスターやソングラインを除けば今回のメンバーでも能力は高いです。ただTBや展開の不利をカバーして勝つには少し能力足りない印象で、後方からの競馬しかできないので東京新聞杯のような結果になる可能性はあり。しかも鞍上がノリさんでポツンの可能性もあり不安。斤量はシュネルマイスターとソングラインに比べて軽いので、展開などがハマれば勝つ可能性もある馬だとは思います。

前編は以上です。

まとめ

ということで

前で残るならウインカーネリアンで展開やTB次第では勝つ可能性もあり。差しが決まる展開なら逆にジャスティンカフェでこっちも展開やTB次第では勝つ可能性もあり。
アドマイヤハダルは決め手に欠けるので勝つイメージは湧かないですが、もともと東京2000mでジャックドールと0.2秒差の2着もあるので2.3着に好走しても不思議ではない。
エエヤンとエルトンバローズは世代ではある程度能力あると思いますが、古馬のG1級のメンバー相手だとどうか。新潟記念でダービー5着のノッキングポイントが勝ち古馬相手でも通用しましたが、新潟記念より今回のほうが明らかにメンバーレベルも高いです。

前編の馬たちでは
アドマイヤハダル
ウインカーネリアン
ジャスティンカフェ
の3頭に注目したいと思います!

また明日後編投稿します。

ご覧いただいてありがとうございました!

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