セントウルS 考察②出走馬の過去レース分析

週中考察

出走予定馬の過去レース分析

◾️アグリ

前走のチェアマンズスプリントは海外レースなので参考外で考えますが、道中は中団からの競馬で直線も伸びずに5着で良いところはなし。

2走前の高松宮記念は後方勢が上位を占めるなかで先行して7着。直線進路が無くなる不利ありましたが交わされてからなのでそれがなくても馬券内はなかった感じ。綺麗な馬場でやりたかったとのコメントあり。道悪適正の差は出たかも。

3走前の阪急杯は2番手からの競馬で1着。ペースは遅くなかったですが先行馬が上位を占めました。3着以下は離してたので強く見えましたが、今見返すと2着ダディーズビビット、3着ホウオウアマゾン、4着グレイイングリーンとメンバーレベルはそこまで高くない印象。ゴール前もダディーズビビットに詰め寄られてましたが、7.8分のくらいの出来とのコメントあり。

G3レベルでは能力は高いです。先行脚質は今回のレースに合いそうですが、1200mでの好走がないのは気になるところ。

◾️ヴァトレニ

前走のキーンランドCは速いペースを2番手で先行して5着。ナムラクレアやトウシンマカオなどG1級のメンバーに健闘しましたが、洋芝と道悪適正でかなりプラス要素は大きかったかなと思います。あと藤岡兄が急遽の騎乗でしたが上手く乗った印象です。

2走前の函館SSはHペースを先行して展開は向かず7着。外枠でコーナーも外を回らされたので上位馬とはその差もあったかもしれません。3着のトウシンマカオとは0.2秒差なので大きくは負けてません。

3走前の鞍馬Sは中団からの競馬で終始インコースをロスなく走りましたが直線は伸びず9着。斤量が59キロで厳しかったです。

洋芝でのG3レベルでは能力は高いです。今回は前走よりメンバーレベルは下がりますし先行脚質も合いますが、阪神の開幕週でどうか。

◾️エイシンスポッター

前走のCBC賞は前残りの競馬を後方からで展開向きませんでした。斤量も重めでしたし、直線も詰まって進路を変えながら上がり3Fは最速だったので能力は高いです。

2走前の鞍馬SはMペースを後方からの競馬で1着。直線は鋭い末脚で馬群を割って伸びて強い内容でした。不良馬場だったので適正の差はあったかもしれません。

3走前のオーシャンSはMペースを後方からの競馬で3着。直線伸びましたが前にいた勝馬のヴェントヴォーチェとは脚色が同じで差が縮まりませんでした。

強力な末脚がありG3なら能力は高いです。後方からの競馬しかできないので展開待ちの競馬になってしまいます。今回は開幕週ですし前有利になると思いますが、内を突いて伸びてくる可能性もあり。

◾️ジャングロ

前走のアイビスSDは1年ぶりくらいのレースで、内目の枠からそのまま真ん中付近を走り6着。外に行けなかったので厳しかったです。

2走前のNHKマイルCは出遅れて最後方からの競馬で7着。同じように後方にいたマテンロウオリオンとカワキタレブリーが2.3着なので展開は向きました。その2頭とは直線入口では同じような位置でしたが直線は離されてしまいました。

3走前のNZTはMペースを逃げて1着。マテンロウオリオンが外から伸びてきましたが交わされず粘りました。

1200mの重賞組と比較して能力はまだ未知数。マテンロウオリオンがマイル重賞でパッとしない成績なのでどこまでやれるか。今回逃げそうな感じもするので脚質的には良さそう。

◾️スマートクラージュ

前走のCBC賞は前残りの展開を先行して3着で展開は向きました。直線は進路がなく追い出しに少し時間がかかりました。その後は伸びてましたが上位2頭とは差が縮まりませんでした。1.2着馬に比べて斤量も重かったですし内容は悪くなかったです。

2走前の鞍馬Sは2番手からの競馬で3着。斤量58キロで勝馬のエイシンスポッターより1キロ重かったので悪くない内容でした。

3走前のタンザナイトSは前が残る競馬を3番手からの競馬で展開向きましたが8着。斤量重かったとはいえ負けすぎな印象です。

先行脚質も今回のレースに合ってますし、重賞でも安定した成績でこのメンバーなら能力上位です。

◾️ディヴィナシオン

前走のCBC賞は後方からの競馬で、外を回しまして直線伸びましたが差は縮まらず7着。前残りの競馬で展開は向きませんでした。

2走前の函館SSは後方からの競馬で、外を回して直線伸びましたが6着。Hペースで展開は向きました。

3走前の高松宮記念は後方からの競馬で伸びずに14着。良いところはありませんでしたが、不良馬場だったので適正の差は出たかも。

いつも後方からの競馬なので展開待ちになりますし、今回は開幕週であまり向かなさそう。オーシャンSで2着にはなってるので、このメンバーなら能力が通用しないわけではない感じ。

◾️テイエムスパーダ

前走の北九州記念はHペースを2番手からの競馬で13着。展開向かず直線入ってすぐ後続に交わされました。

2走前のCBC賞は前残りの展開を2番手からの競馬で展開向きましたが8着。

3走前の小倉大賞典は道中で下がっていき大敗。距離が長かったと思うので参考外。

最近のレース内容は良いところなく、前残りのCBC賞でも残れてないので厳しそう。

◾️ドルチェモア

前走の安田記念は中団前目からの競馬でしたが、最終コーナーからポジション下がっていき最下位。

2走前のNHKマイルCは中団前目からの競馬で、直線伸びずに12着。

3走前のNZTはやや速いペースで逃げて粘れず7着。

3歳になってからは良いところがありません。全然走れてない負け方なので能力を出しきれてない感じもありますが、今回急に復活するかというとちょっと疑問。

前編は以上です。

まとめ

ということで

能力と脚質的にはアグリスマートクラージュが良さそう!

エイシンスポッターとディヴィナシオンは前走展開向いてませんが、今回も開幕週で向かない可能性あり。ただ考察①で記載したように、過去は差しもわりと来てるので2頭とも重賞実績あるので軽視は危険。ジャングロも未知数なとこもありますが脚質は合うので軽視は危険。

テイエムスパーダ、ドルチェモアは近走の内容的に厳しそうな印象。ヴァトレニも前走健闘しましたが、前走は条件がピッタリだったので今回は微妙な感じ。

また明日後編投稿します。

ご覧いただいてありがとうございました!

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